
全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの2月の全国平均客室利用率は、79.1%で、前年同月比1.1ポイント減となった。前年同月比を割り込んだのは2023年12月以来。
2月について、「北陸地方をはじめ、東北、中国地方では大雪の影響でキャンセルが続出したとの報告を多く受けた」とANHA。
インバウンドでは「航空機事故の影響もあってか、全国的に韓国からの訪日客が減少傾向にあり、特に大阪市や福岡市では大きなマイナス要因となっている」と指摘。その一方で「長野県や北海道では、引き続きインバウンドスキーヤーの集客が好調で、札幌では雪まつり開催の効果もあり、前年を上回った。東京都内ではインバウンド需要に加え、受験シーズンによる宿泊需要も見られた」としている。
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