観光庁が11月29日に発表した宿泊旅行統計調査で、宿泊施設の19年9月の客室稼働率(第2次速報値)は、前年同月比1.1ポイント増の62.7%となった。前年同月の数値を24道府県が上回った。
宿泊施設のタイプ別に客室稼働率を見ると、シティホテルが1.0ポイント増の79.1%、ビジネスホテルが増減なしの76.1%、リゾートホテルが2.0ポイント増の59.6%、旅館が0.7ポイント増の39.6%(旅館のうち従業者数10人以上の施設は0.1ポイント減の54.4%)、簡易宿所が0.6ポイント増の32.4%となった。
都道府県別の客室稼働率の上位は、(1)東京都(1.7ポイント減の79.4%)(2)大阪府(4.3ポイント増の76.9%)(3)神奈川県(9.1ポイント増の74.1%)(4)北海道(14.5ポイント増の71.6%)(5)千葉県(2.5ポイント増の71.0%)―などだった。