全日本シティホテル連盟が12月9日に発表した会員ホテルの11月の全国平均客室利用率は55.0%で、前年同月比30.5ポイント減となった。
Go Toトラベルキャンペーンの効果が続き、稼働はかなり回復した。しかし、「11月下旬から新型コロナ感染症拡大に伴い、予約のキャンセルが増加。前月のビジネス利用のGo To除外と相まって、月の後半にかけてブレーキが掛かってしまったようだ」とJCHA。
調査は238会員ホテルのうち137軒から回答を得た。
地域別での利用率のトップは84.0%の北陸。次いで、71.6%の東北、65.8%の九州など。
利用率が低かった地域は、47.6%の四国、48.5%の関東など。
前年同月比で利用率が上がった地域は0.2ポイント増の東北。