客室稼働率57%、19年比で5ポイント減 観光庁宿泊旅行統計調査2023年速報値


 観光庁の宿泊旅行統計調査の速報値によると、2023年の全国の宿泊施設における客室稼働率は57.4%で、22年比10.8ポイント増だった。19年比は5.3ポイント減で、延べ宿泊者数がほぼコロナ前の水準を回復したが、稼働率は戻りきっていない。

 宿泊施設タイプ別に23年の客室稼働率(カッコ内は19年同月比)を見ると、ビジネスホテル69.4%(6.4ポイント減)▽シティホテル69.3%(10.2ポイント減)▽リゾートホテル52.2%(6.3ポイント減)▽旅館37.0%(2.6ポイント減)=旅館のうち従業者数10人以上の施設50.3%(3.9ポイント減)▽簡易宿所25.0%(8.4ポイント減)。

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