宮崎県庁見学ツアーへの参加者が8月20日に10万人を突破した。10万人目の観光客となったのは山口県田布施町から参加した甲斐信子さん。東国原英夫知事から地鶏や冷や汁などが入った地場産品の詰め合わせが記念品として贈呈された。
甲斐さんは、家族そろって知事と記念撮影をしてニッコリ。「東国原知事はテレビで見るよりスリムだった。宮崎県庁も風格があって素晴らしい。思いがけない旅の思い出をいただきました」と笑顔で語った。
東国原知事の就任は、全国的に話題を集め、観光や特産品など宮崎県に大きなPR効果をもたらしている。県庁では、4月3日に県庁前に知事等身大パネルを設置、7月には県庁ライトアップを始めたほか、カフェテラスをオープンさせるなど観光客への「おもてなし」に努めている。
パネル設置後の県庁見学者は、7月26日に5万人を突破、お盆の3日間(8月13日〜15日)には連日5千人以上の観光客が来庁するなど、県庁舎は連日にぎわいをみせていた。
宮崎県観光・リゾート課は「すっかり宮崎観光のシンボルとなった県庁舎。宮崎県では、県庁を起点とした町歩きや県内周遊を促進し、一層の観光客誘致に努めたい」と話している。
10万人目の観光客に東国原知事から記念品が贈られた