「ゆるキャラグランプリ2015」で優勝した静岡県浜松市のマスコットキャラクター、出世大名家康くん。その報告会がこのほど、徳川家ゆかりの増上寺(東京都)で行われた。
「大出世報告会」では、鈴木康友市長に続いてあいさつした家康くんが「皆さまのご声援をいただいてついに日本一を獲得したのじゃ。これからもはままつ“福市長”として、出世のまち浜松をPRしていくのじゃ」と決意を述べた。
この日は、徳川家18代当主で徳川記念財団理事長の徳川恒孝さんも出席。「家康公と同様、天下統一して立派な将軍さまになられましたね」と祝福した。
鈴木市長は席上、来年のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」をイメージしたマスコットキャラクターを公募すると発表した。突然の発表に家康くんは「新しいキャラクター? 一体これはどういうことなのじゃ!」と動揺して取り乱す一幕もあった。
井伊直虎は家康を支え続けた井伊直政の養母であり、井伊家第22代当主・直盛の一人娘。女城主として井伊家を断絶の危機から救ったとされる。浜松ゆかりの人物で、新キャラクターは家康くんとともに市をPRする。
鈴木市長(左)や徳川氏(右)ともにポーズをとる家康くん