JTBは2日、宿泊、日帰り入浴、レストラン、エステ、アクティビティなどの体験プランをオンラインで贈れるソーシャルギフト「JTB Koto Collection(コトコレクション)」を発売した。
ソーシャルギフトは、相手の住所が分からなくてもスマートフォンやパソコンなどを利用し、SNSやメールなどで手間をかけずに手軽に贈り物ができる。商品探しから受け渡しまでがオンラインで完結できる利便性の高さから、ギフトを気軽に贈りあえるツールとして市場が拡大している。
JTBでは、これまで宿泊プランを中心としたカタログギフトを販売してきたが、昨今のソーシャルギフトの拡大に伴い、ギフト事業者やギフトを活用した販売促進を検討する企業から体験プランのソーシャルギフト商品を求められるようになった。このような市場のニーズに応えるため「泊まる」「食べる」「遊ぶ」などのテーマに沿った3300円から33万円までの11種類の価格帯で体験プランのソーシャルギフトを販売する。
「これまでのカタログギフトのような冊子の送付に関わる費用や事務作業を軽減することができ、企業の販売促進や福利厚生にも容易に導入することが可能」と同社。