日本旅館協会北海道支部連合会は11日、会員旅館を対象に実施している宿泊実績調査の今年5月の結果をまとめた=表。5月の宿泊人員は訪日客は増加したが、国内客が減少したため、全体としては前年同月比3.9%減となった。売り上げは同2.2%減だった。
道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する旅館107軒が回答した。
宿泊人員の内訳は、国内客が7.0%減、訪日客が6.5%増だった。
地区別に見ると、宿泊人員、売り上げの両方が前年同月の実績を上回ったのは、「利尻・稚内」と「余市・倶知安・ニセコ・岩内」の2地区。「小樽・朝里川温泉・札幌・空知」は宿泊人員がプラス、「知床 ウトロ温泉・岩尾別温泉」「網走・網走湖・北見・温根湯温泉」「洞爺湖温泉・支笏湖・日高・えりも」は売り上げがプラスだった。