群馬県桐生市は2月28日まで、宿泊料金5千円以上の施設に泊まった人に電子地域通貨「桐ペイ」カードを交付する「桐生へ泊ってお得キャンペーン」を実施する。新型コロナ禍で宿泊客が減少した旅館・ホテルの支援などが目的で、初の試みという。
県の「ストップコロナ!対策認定制度」の認定を受けた市内の宿泊施設に泊まった人が対象で、桐ペイ2千ポイント分のカードを1泊に付き1人1枚交付する。カードは飲食店など市内約630店舗で使える。ポイント有効期間は2月28日まで。
観光交流課によると、対象宿泊施設(12月20日現在)は割烹旅館清風園や桐生グランドホテルなど7軒。今後、増える可能性もある。(1)ワクチンの3回接種済み(2)PCR検査や抗原定量検査などで陰性が証明できる(3)11歳以下で同行の同居家族が(1)(2)を満たす場合―などを条件としている。