旅館・ホテルのオリジナルスリッパ「JASPAシリーズ」を作り続けて60年を迎える老舗メーカーのセイコー産業(埼玉県行田市)。
同社の業務用スリッパの最大の特徴は、全て完全受注生産かつ国内産の原材料を用い、設計から裁断、縫製に至るまでの全ての工程を手作業で行っている点。三重構造かつチドリ縫いで仕上げる独自手法で作られる製品は耐久性に長け、5年から6年も使い続けられる。
さらに、万全な衛生対策が求められる宿泊市場に配慮し、抗菌、防カビ、防藻加工を施している点も支持を集め、全国約2万件以上の施設で採用されているという。コロナ禍以降では、「抗菌仕様のスリッパを求める旅館・ホテルからの問い合わせが増えている」と社長の飯塚茂夫氏。
同時に、「全てのスリッパにはPVCレザー素材を用いているので菌の増殖を抑止する特性がある」と飯塚氏。
注文は小ロットでも可能で、施設名やロゴマークなどの名入れもできる。和風旅館や観光ホテル、シティホテルやビジネスホテルといったそれぞれに最適なスリッパを提供する。温泉旅館には、露天風呂に対応した水濡れに強く、滑りにくいスリッパや、中敷きに防水機能素材仕上げのスリッパを提案している。
サイズは、子供用の20センチから最大33センチまでを用意。急増するインバウンド対策にも活用が見込める。併せて、豊富なカラーバリエーションにも対応する。
希望者には、総合カタログ「JASPA」(全52ページ)の最新版を提供する。カタログは、携帯に便利なミニサイズ(108×214ミリ)。各用途で快適に使用できるよう豊富な種類のスリッパを掲載している。
「現物見本(有償)を添えて送ることも可能なため、お気軽にご連絡をいただければ」と話す。
製品の問い合わせ、カタログの請求は販売会社のジャスパセイコーTEL048(564)0381まで。
ミニサイズの総合カタログ「JASPA」