塩原温泉観光協会(栃木県那須塩原市)が加盟する48の宿泊施設を対象に休業状況などを調べたところ、回答があった33施設のうち22施設が「何らかの形で休業している」ことが分かった。栃木県は国の緊急事態宣言の対象となっており、温泉街の客足に影響を与えているようだ。
18日現在で33施設から回答があり、うち22施設が土・日曜のみの営業や独自の休業日を設定。また、7施設は宣言期間中の2月7日まで休業するとしている。
ある旅館経営者は「平日はほぼ休館。土・日曜の営業日でもお客さまは数組なので、数人の従業員をローテーションで回している」と話す。雇用調整助成金の申請を予定している。
緊急事態宣言を受け、1、2月の売上高が前年比50%減の旅館・ホテルなどには一律40万円の支給があるという。