総務省はこのほど、サービス産業動向調査の5月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比0.2%増の6303億900万円と、30カ月連続で増加した。ただ、増加率はこの間で最も低い数値となった。コロナ禍前の2019年同月比は28.8%増。
サービス産業全体は同3.2%増の32兆4737億3500万円と31カ月連続で増加した。コロナ禍前の19年同月比は6.4%増。
ほかの業種を見ると、飲食店が同4.6%増の1兆7683億4600万円。娯楽業(映画館、公園・遊園地、遊戯場など)が同0.6%減の2兆7411億2300万円。道路旅客運送業が同4.7%増の2615億9500万円。