宿泊業などが低下――経産省発表の第3次産業活動指数


 経済産業省がこのほど公表した06年11月の第3次産業活動指数(00年=100、季節調整値)は109.2で、前月比0.3%低下した。業種別では、飲食店・宿泊業、情報通信業、金融・保険業などが低下。卸売・小売業、サービス業、運輸業などが上昇した。

 飲食店・宿泊業は前月比2.1%減の106.6。これで2カ月連続の減となった。ただ、前年同月比では0.5%上昇した。

 飲食店・宿泊業の内訳は、宿泊業が前月比4.1%減の95.7。このうち旅館が同6.5%減の79.9、ホテルが同0.6%減の121.8。旅館、ホテルとも減少だが、旅館の減少幅が大きい。

 観光関係ではこのほか、旅行業が同4.8%増の98.3、公園・遊園地が同9.1%減の117.9、国内航空旅客運送業が同1.7%減の107.8、国際航空旅客運送業が同1.2%増の85.8、鉄道旅客運送業(JR)が同2.1%減の99.5。

 
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