総務省はこのほど、サービス産業動向調査の6月分速報を公表した。同月の宿泊業の売上高は4060億200万円で、前年同月比6・1%増と、2カ月連続で増加した。サービス産業全体は31兆4922億7900万円で、同1・8%増と、8カ月連続で増加した。
ほかの業種を見ると、飲食店が1兆5579億5千万円で、同1・1%増。娯楽業が2兆7506億6800万円で、同4・2%減。道路旅客運送業が2985億7400万円で、同0・3%減。鉄道業が6249億2100万円で、同1・7%増。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」など7業種が前年同月比増加。「生活関連サービス業、娯楽業」「学術研究、専門・技術サービス業」の2業種が同減少。
「宿泊、飲食」は2兆1745億3900万円で、同1・5%増加。「生活関連サービス業、娯楽業」は3兆9805億100万円で、同2・6%減少した。
宿泊業の従事者 前年比1%増加
6月の宿泊業の従事者数は73万1千人で、前年同月比1・1%増加した。サービス産業全体は3036万6700人で、同1・2%増加した。
ほかの業種は、飲食店が437万8200人で、同1・4%増。娯楽業が99万9200人で、同1・5%増。道路旅客運送業が57万8800人で、同2・3%減。鉄道業が26万2千人で、同0・4%減。