総務省はこのほど、サービス産業動向調査の8月分速報を公表した。同月の宿泊業の売上高は前年同月比7・2%減の5904億6300万円と、2カ月連続で減少した。サービス産業全体は同2・0%増の31兆1775億4300万円と、10カ月連続で増加した。
宿泊業は4~6月と3カ月連続で前年同月を上回ったが、7、8月は減少した。
ほかの業種を見ると、飲食店が同0・3%減の1兆7135億7600万円。娯楽業が同0・7%減の3兆56億2600万円。道路旅客運送業が同0・8%増の3052億9100万円。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」の2業種が前年同月比減少。ほかの「運輸業、郵便業」「情報通信業」などは増加した。「宿泊、飲食」は同1・8%減の2兆5153億5900万円。「生活関連サービス、娯楽」は同2・3%減の4兆2217億500万円。
宿泊業の従事者数、前年比1%減少
同月の宿泊業の従事者数は前年同月比1・0%減の74万8200人と、2カ月連続で減少した。サービス産業全体は同1・4%増の3054万5900人。
ほかの業種を見ると、飲食店が同2・3%増の444万9900人。娯楽業が同2・2%増の101万5500人。道路旅客運送業が同1・9%減の57万8200人。