
総務省のサービス産業動態統計調査の1月分速報で、同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比10.4%増の4569億4700万円と5カ月連続で増加した。10%以上の2桁増は昨年2月(19.0%増)以来11カ月ぶり。コロナ禍前の2019年同月比は13.7%増加。
サービス産業全体は同5.6%増の33兆3920億7400万円と39カ月連続で増加した。
同月から一般統計調査のサービス産業動向調査と特定サービス産業動態統計調査を統合。「サービス産業動態統計調査」とした。同時に母集団情報の変更、標本事業所の交替、その調整を行っており、時系列比較には注意を要する。
宿泊業の昨年1年間の売上高を見ると、5月(0.1%減)と8月(1.0%減)を除く10カ月で前年同月を上回った。25年1月は増加幅が広がった。
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