経済産業省がこのほど公表した今年2月の第3次産業活動指数(2015年=100)は、宿泊業が前月比12.5%減の99.7と大きく低下した。第3次産業全体は0.5%減の101.4。「第3次産業活動は足踏みの中に弱さが見られる」。
指数はサービス業など第3次産業の生産活動を総合的に捉えたもの。
宿泊業のうち、旅館は11.0%減の76.6。ホテルは13.2%減の108.2。
旅行業は12.9%減の78.8。このうち国内旅行は11.2%減の80.4。海外旅行は14.5%減の69.0。外人旅行は45.5%減の102.1。
遊園地・テーマパークは14.8%減の89.5。航空旅客運送業は18.0%減の100.5。
これらを合わせた観光関連産業全体は3.7%減の101.3。