経済産業省がこのほど公表した今年9月の第3次産業活動指数は、前月比1.8%増の96.8と、4カ月連続で上昇した。「総じてみれば、第3次産業活動は持ち直しの動きが見られる」と同省。業種別では宿泊業が61.5で、前月比30.6ポイント上昇した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する企業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業の中では、旅館が30.6%増の54.6。ホテルが31.2%増の64.4。
旅行業は63.6%増の30.1。このうち国内旅行が68.7%増の44.2。海外旅行が12.5%減の1.4。外人旅行が34.6%減の5.3。
遊園地・テーマパークは19.4%増の46.1。国内航空旅客運送業は21.5%増の39.6。道路旅客運送業は10.2%増の75.8。これらを合わせた観光関連産業全体は17.8%増の72.9。