経済産業省がこのほど公表した今年4月の第3次産業活動指数(2015年=100、季節調整値)は、前月比6.0%減の91.6と3カ月連続で低下した。「総じて見れば、第3次産業活動は急落している」と同省。このうち宿泊業は同52.6%減の25.4と、大きく低下した。
宿泊業のうち、旅館は69.7%減の13.1。ホテルは48.4%減の29.8。
旅行業は83.4%減の4.8。このうち国内旅行は81.1%減の6.5。海外旅行は95.8%減の0.6。外人旅行は94.1%減の2.7と、いずれも大きく減少した。
遊園地・テーマパークは64.9%減の2.0。航空旅客運送業は78.0%減の9.5。道路旅客運送業は11.6%減の64.2。これらを合わせた観光関連産業全体は22.0%減の54.1。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業の経済活動を総合的に捉えた指数。