宿泊業4団体、特定技能外国人 採用手法探る ミャンマーで面接会


 宿泊業4団体で構成する宿泊業外国人労働者雇用促進協議会はこのほど、外国人就労の新たな在留資格「特定技能1号」に関して旅館・ホテルの採用面接会をミャンマー・ヤンゴン市内のホテルで開催した=写真。2019年10月にミャンマーで実施された宿泊業技能測定試験の合格者が対象。ミャンマーでの採用面接会は、特定技能制度の対象14産業分野の中で初めての試みとなった。

 採用面接会の参加者は、日本側が有志の宿泊事業者10社19施設、ミャンマーの試験合格者が27人。宿泊事業者からのプレゼンテーションとグループ面接が行われた。面接の結果、20人の採用が決まった。

 採用面接会の開催は、宿泊業外国人労働者雇用促進協議会と、ミャンマー労働局、その認定を受けたミャンマーの送り出し機関の調整によって実現した。同協議会では、今回の採用面接会で得た知見を基に、海外試験の合格者などに対する採用活動の在り方を検討し、宿泊業界に普及したい考えだ。   

 
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