富山市八尾おわら資料館は20日、全館リニューアルオープンした。
富山の秋の風物詩として全国に知られる民謡行事「おわら風の盆」を紹介する富山市八尾おわら資料館では、2000年4月の開館後初となる全館リニューアルを、2020年3月20日に実施しました。
今回のリニューアルでは、おわら中興の祖で初代おわら保存会会長の川崎順二や現在のおわらの歌い方を確立した名人など、おわらの発展に寄与した人物のストーリー性をより重視し、これまで以上におわらの魅力や発展の歴史をわかりやすく紹介しています。
昭和初期に使用されていた名人の三味線も、今回新たに展示しました。大型スクリーンでの映像やVR(バーチャルリアリティー)では、おわらの魅力を臨場感たっぷりに体験できます。タブレットによるデジタル展示では、貴重な資料の全ページや、昔のおわらの音源、おわらの演奏者のプロフィールなども紹介しています。また、おわら風の盆を再現したフォトスポットパネルでは、記念撮影を楽しむこともできます。
さらに魅力的になった富山市八尾おわら資料館へ、ぜひお越しください。
■場所
富山市八尾おわら資料館(富山市八尾町東町2105番地1)
■開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日
年末年始(12月29日~1月3日) ※保守点検時などは臨時休館。
■入館料
大人210円、高校生以下無料
◇富山市八尾おわら資料館ホームページ
https://www.city.toyama.toyama.jp/shokorodobu/kankoseisaku/owarashiryokan/owarashiryokan.html
◇おわら風の盆 紹介映像