日本政策金融公庫はこのほど、全国小企業月次動向調査の昨年12月分を公表した。同月の売上DIは前月比2.3ポイント増のマイナス2.0。業種別では運輸業でマイナス幅が縮小。サービス業はマイナス水準に転落した。
DIは前年同月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は1月5~13日、同公庫取引先の小企業(従業者20人未満。卸売業、小売業、飲食店は10人未満)1500社に行い、1280社から有効回答を得た。
売上DIの全業種計は前月から上昇も、3カ月連続のマイナス水準となった。
会員向け記事です。