日本政策金融公庫は、3月に行った全国小企業月次動向調査の結果をこのほど公表した。2月の売上DIは前月からほぼ横ばいのマイナス50.0。業種別ではサービス業、運輸業が低下。飲食店は上昇も、依然低水準だった。
DIは売上が前年同月比で増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。
全業種の合計は、前月のマイナス50.1から0.1ポイント上昇。非製造業6業種は、サービス業が2.8ポイント減のマイナス52.1、運輸業が21.6ポイント減のマイナス58.9とそれぞれ低下した。飲食店は7.9ポイント増のマイナス82.2。
3月は、全業種計がマイナス42.6と2月から上昇の見通し。業種別では、サービス業がマイナス34.4、運輸業がマイナス45.9、飲食店がマイナス74.3と、それぞれ上昇の見通し。