北海道・大雪山系の層雲峡温泉(上川町)で30日から、7色にライトアップされた大小約30基の氷像が幻想的な世界を織りなす「層雲峡温泉氷瀑まつり」(主催・層雲峡観光協会)が始まる。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催途中に中止を余儀なくされただけに「今年こそは」と関係者は意気込む。
46回目となる今回は3月14日まで開催、午後5時~9時半まで点灯する。新型コロナの感染拡大を防ぐため、入場にあたっては検温、消毒を行い、売店やチューブ滑り台の設置をやめるなど、縮小開催する。
今年のテーマは「北の山岳リゾート」。スイスのチェルマットのまち並みとマッターホルンをイメージした氷の造形物を30基ほど配置する。また、夜空を彩る花火は毎週土曜日の午後8時半から打ち上げる。
氷瀑まつりは層雲峡の冬の風物詩として人気が高く、例年12万人ほどが訪れている。
氷瀑まつりは層雲峡の冬の一大イベント