日本一早いといわれる大雪山系の紅葉を観光客に楽しんでもらおうと、層雲峡温泉(北海道上川町)で14日から、ライトアップイベント「奇跡のイルミネート」が始まった。10月13日まで。
主催は光と花の物語り実行員会と層雲峡観光協会。今回で7回目。テーマは「絢爛(けんらん)」とした。
温泉街にある紅葉の名所、紅葉谷をライトアップし、緑色から赤や黄色に変わり始めたモミジやナナカマドなどの木々を暗闇の中で浮かび上がらせる。また、インタラクティブストリートピアノを初展示する。
商店街から会場まで約1万2千のLEDライトを設置。使用する器具はソーラーシステムによる電源供給で、二酸化炭素(CO2)を削減、環境に配慮する。公共立体駐車場から会場までは無料のシャトルバスを運行する。
入場料500円。写真撮影に映える傘と会場限定のインスタグラムエフェクト(スマホ用)をプレゼントする。
ライトアップは18~21時。インバウンドも含めて1万2千人ほどの来場者を見込んでいる。