山口県観光連盟はこのほど、大阪市のザ・リッツカールトン大阪で情報発信会を開いた。村岡嗣政知事がオンラインであいさつ=写真。「山口弁ではとてもおいしいことを『ぶちうまい』と言う。県や関係団体で『ぶちうま売込隊』を組織してグルメをPRする取り組みを進めている。山口県は絶景、温泉、グルメと多彩な魅力がある。送客と認知度向上にお力添え頂きたい」と述べた。
観光連盟の松村孝明会長は「山口県の魅力を改めて深く知ってもらい、旅行商品の造成や情報発信をしてもらいたい」とあいさつ。
平屋隆之副知事は、SNS映えする絶景観光スポットとして、元乃隅神社や角島大橋、錦帯橋、萩城下町を紹介。ふぐ、剣先いかなどの食、日本酒をPRした。会場では下関漁港で水揚げされたあんこう、山口県が開発したオリジナル地鶏「長州黒かしわ」、萩市で昔から食べられている魚「金太郎」(ヒメジの地方名)など地元の食材が紹介された。
来賓で参加したJR西日本の福島純理事鉄道本部営業本部長は「今年度、下関市と『名探偵コナン関門海峡ミステリーツアー』を開催。観光列車は『〇〇のはなし(まるまるのはなし)』を使用した『ゆずきち号』を運行。『トワイライトエクスプレス瑞風』は山陰本線の絶景が好評だ。萩、岩国に立ち寄り観光しており、地元のおもてなしをありがたく思っている」と述べた。