山口県柳井市観光協会は、岩国錦帯橋空港の開港を記念して、柳井市の7つのパワースポットを巡る「やない龍宮伝説スタンプラリー」をスタートさせた。柳井に伝わる「龍宮伝説」をたどりながら7つのスタンプを集めるというもの。市はイベントを機に空港利用者の誘客を図りたい考え。
龍宮伝説とは、古代より柳井市大畠の鳴門(龍宮の西門)と徳島市阿波の鳴門(龍宮の東門)の間には金の龍神が住むとされてきた言い伝え。龍神が起こす鳴門の渦は、罪や災いを巻き込み、心を浄化するとして、柳井のパワースポットの一つとなっている。
このほか恋愛成熟の神様、愛染明王が奉られている「普慶寺」や井戸水を飲むと美人になれる「湘江庵」なども美や愛にパワーを与えるスポットとしてスタンプラリーに盛り込まれている。
「パワースポットの中では特に海のそばにある茶臼山古墳がおすすめ。古墳と海を同時に眺められる景観がすばらしい」と柳井市観光協会の山根加代子事務局長。
スタンプラリーは5月末まで開催しており、7つのうち4つ以上スタンプを集めると、景品として柳井の特産品がもらえる。