山形県村山市(志布隆夫市長)と市観光物産協会(平良悦会長)は3月25日、農協観光(清水清男社長)と「農観連携による地域活性化に関する連携協定」を締結した。市内に点在する農業と観光資源を活用した旅行商品の開発、農泊事業を進める。
同市は市内に点在する農業体験や観光施設などの資源をつなぎ合わせ、地域活性化を目指す「アグリランドむらやま」事業を進めている。
志布市長は「農観連携の専門である農協観光のお力添えをいただき、地域観光の振興と拡大に努める」、観光物産協会の平会長は「大きな旅行会社と連携協定を結び、希望が芽生えてきた。全力を挙げて取り組む」と抱負を語った。
農協観光の清水社長は「食と農を軸に地域貢献を図る旅行商品を提供してきたと自負している。ミッションを完遂したい」と述べた。
締結式には立会人として村山市側から高橋政則副市長と板垣晃農林課長、農協観光側から佐藤正典東北統括支店長、大槻賢広山形営業課長らが出席した。
締結式に臨んだ(右から)平、志布、清水の各氏