山形県旅館ホテル生活衛生同業組合(佐藤信幸理事長=古窯ホールディングス会長)は6日、「旅館ホテルにおけるSDGs活用セミナー」を日本の宿古窯(上山市)で開いた。宿泊業界がSDGs(持続可能な開発目標)達成への取り組みを求められる中、専門家から同取り組みを学んだ=写真。
INSPIREの谷中修吾代表理事が講演。谷中氏は「縄文時代は自然との共存・共栄社会だった。1万年の歴史の英知をビジネスに生かすことが可能だ」と述べるとともに、「(SDGsの)17個の目標群にとどまらず、169個の個別目標を確認しないと見当違いの取り組みになることがある」と旅館・ホテルが取り組むに当たり注意すべき点を語った。