山形デスティネーションキャンペーン(DC)推進協議会(会長・吉村美栄子知事)は、来年6〜9月の山形DCを前に、6月15日からプレイベントとなる「『山形日和。』観光キャンペーン」を実施する。23日には首都圏キャラバン隊が東京都台東区の観光経済新聞社を訪れ、キャンペーンの概要を説明した。
訪れたのは岡崎彌平治誘客対策委員長(高見屋グループ社長)、有馬館女将の須藤佳子さん、ル・ベール蔵王の川崎禮子社長、武田啓子県観光交流課長、戸田正樹JR東日本仙台支社営業部副課長ら。
同キャンペーンは9月14日まで実施。県を紹介する総合ガイドブックの配布やポスターなどでアピールするとともに、SL「山形日和。」号や米沢散策トレインなどのイベント列車の運転で集客に努める。
期間中開催される大蔵村・四ケ村棚田ほたる火コンサート(8月3日)や「日本一」さくらんぼ祭り(6月22〜23日)などとも連携する。岡崎委員長は「オール山形で取り組み、本番に向け弾みをつけたい」と意気込みを示した。
DCキャラクターの「きてけろくん」披露 推進協
22日、山形市内のホテルで開かれた山形DC推進協議会の総会で、キャンペーンキャラクター「きてけろくん」の着ぐるみが初披露された。
吉村知事から「県おもてなし課長」の委嘱を受け、今後県の魅力をPRすることになる。
きてけろくんは人の顔に見える県の形を擬人化した。グリーンの体とサクランボを付けた帽子が印象的だ。プレイベントでも活躍する。
キャンペーンキャラクター「きてけろくん」(中央は吉村知事)