山梨県の長崎幸太郎知事は3月29日の記者会見で、新型コロナ対策の同県独自の認証制度「やまなしグリーン・ゾーン認証」について、宿泊施設のみを対象とした上位の認証制度「やまなしグリーン・ゾーンプレミアム」の創設を発表した。ゴールデンウイーク明けの申請受け付け、夏ごろの認証開始を目指す。
世界104カ国で取り組みが進められている国際的な衛生基準「WELL Health―Safety Rating(WHSR)」(運営=国際ウェルビルディング協会)などの対策項目を反映させた、「ワンランク上の持続可能な感染症対策」(長崎知事)。
同認証を取得した宿泊施設は今後、県が行う海外への観光プロモーションで紹介。世界レベルの感染症対策を行っている状況をアピールし、県内への誘客促進につなげる。
上位認証を受けるには、従来のグリーン・ゾーンの対策に加え、主に次の対策が求められる。
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