岐阜県とJTBは27日、インバウンド誘客に関する連携協定を締結したと発表した。詳細は以下の通り。
岐阜県と(株)JTB中部は、海外から岐阜県への誘客に関して、下記のとおり連携協定を締結し、北米をターゲットとした連携事業の第1弾を1月から開始します。
1 協定締結者
岐阜県 知事 古田 肇(ふるた はじめ)
(株)JTB中部 代表取締役社長 松本 博(まつもと ひろし)
※立会者 ジェイティビーグループ本社 取締役 坪井 泰博(つぼい やすひろ)
2 協定の趣旨
地域資源を生かした観光誘客を推進し、また、岐阜県出身の外交官で、「命のビザ」で知られる杉原千畝氏の功績や精神を世界に広め、次世代に語り継ごうと取り組む岐阜県と、第二次世界大戦中、「命のビザ」の発給を受けたユダヤ人の輸送業務を担い、現在もなお、企業風土として脈々と語り継いでいるJTBとの理念が共通することがきっかけとなり、海外から岐阜県内への誘客を促進させるとともに、観光の振興及び地域活性化に資することを目的に、本協定を締結することとなりました。
3 連携事項
(1)インバウンド受入体制をはじめ魅力ある観光地づくりの支援に関する事項
(2)周遊型・着地型旅行商品の開発に関する事項
(3)岐阜ブランド力向上のための情報発信に関する事項
(4)その他両者が必要と認めた事項
4 連携事業の第1弾
(1)JTBの訪日外国人向け着地型ツアーにおいて「杉原千畝記念館ツアー(仮称)」を販売(2月~)
< コース>名古屋駅発-昼食(可児市)―杉原千畝記念館(八百津町)-五宝滝散策(八百津町)-高山駅(高山市)
(2)記念館ツアーの販売に先行して、JTB・USAのWEBで告知(1月~)
(3)北米において販売されるジャパン・レール・パスの引換証を入れる封筒に岐阜県の見どころの写真を掲載(3月~)※ジャパン・レール・パス(JRパス)…JRグループの鉄道、バス、フェリーが利用できる外国人観光客向けの特別企画乗車券
(4)アメリカで開催される旅行フェアにおいてJTBブース等で岐阜県のPR