岐阜県高山市によると、オランダの国際認証団体、グリーン・デスティネーションズ(GD)が持続可能な観光地の取り組みを表彰する制度で、同市が「シルバーアワード」を受賞した。県内では初めての受賞という。17日、田中明市長と飛騨・高山観光コンベンション協会の堀泰則会長が会見し、受賞を喜んだ。
今後、市や協会は認証を示すロゴマークを使用できるようになり、国内外の観光客にPRすることができる。サステナブルツーリズムに取り組む地域として、国際的なブランド向上につながりそうだ。
同制度は、持続可能な観光地に関する約80の審査項目のうち、クリアした割合に応じてブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナなどが贈られる。シルバーアワード賞については、今年度、同市のほか愛媛県大洲市、香川県小豆島が受賞した。
シルバーアワードの証明証を手にする田中市長(左)と堀会長