島根県とANAとポーラは11日、”美肌県しまね”での「美肌ウェルネスツーリズム」推進に向けて連携協定を締結した。
東京の会場と島根県庁をウェブ会議システムで結び調印式を実施。左から順に、及川美紀(ポーラ)、末延則子(ポーラ・オルビスHD)、丸山達也(島根県)、高橋誠一(ANA)、津田佳明(ANAHD)
【ビジネスアイデアコンテストをきっかけに美肌ウェルネスツーリズムでの連携を開始】
宇宙ビジネスアイデアコンテストS-Booster2019においてポーラ・オルビスグループが「美肌ウェルネスツーリズム」でANAホールディングス賞を受賞しました※1。これをきっかけに、ポーラ・オルビスホールディングス、ANAホールディングス、 および島根県は美肌ウェルネスツーリズム推進に向けた検討を始め、連携協定を締結することとなりました。現在は、昨年試行したモデルツーリズムの結果をもとに、より充実した体験がご提供できるよう検討を進めており、 2021年5月以降のツアー販売開始を目指しています※2。気兼ねなくリフレッシュでき、心身を充足する時間として「美肌ウェルネスツーリズム」の展開にぜひご期待ください。
※1 「宇宙ビジネスアイデアコンテスト S-Booster2019 にて ポーラ・オルビスグループのチームが ANAホール ディングス賞を獲得」 (2019年11月29日)
https://ir.po-holdings.co.jp/news/news/news7008031861941656997/main/0/link/20191129_S-Booster2019_ANA_Holdings_Rewards.pdf
※2 新型コロナウイルスの状況に応じて変更される可能性があります。
【美肌ウェルネスツーリズムについて】
美肌ウェルネスツーリズムでは、美肌を「肌の美しさだけではなく、心身も活き活きとして美しいこと」と捉え、旅行者が肌･体調をケアしながら、その地域ならではの観光資産に出会うことのできるサービスを構想しています。
コンセプトは、「個人も地方も美しく」。
個々の参加者に対しては、旅先で特別に設計された美肌ウェルネス体験をしていただき、体験・学習を通じて、その後のライフスタイルがより楽しく彩りあるものとなるようなご提案をすること、旅先の地域に対しては、観光振興・地方創生への寄与を目指しています。ポーラ・オルビスグループの各社が保有する肌・体に関する知見や高水準の美容技術・化粧品と、地域の食や温泉、自然・芸術・文化などの観光資源を組み合わせることで、一連のストーリー性のある体験とパーソナルアドバイスを提供できるサービスを予定しています。
ツーリズムのステージ第一弾は島根県です。島根県は、ポーラが主催する「美肌県グランプリ」にて第一位をこれまでに最多の5回獲得した実績を誇ります。また美肌をはぐくむ気象環境なども整っていることから、「美肌観光」を県として推進しています。
三者それぞれの強みを発揮し、旅という非日常においてサイエンスと感性、地域の力でライフスタイルをより豊かにし、また同時に地方創生も叶えるオープンイノベーションに、ぜひご期待ください。
【参考１】美肌ウェルネスツーリズムに関する連携協定の概要
（１）名 称
美肌ウェルネスツーリズムに関する連携協定書
（2）目 的
島根県における美肌ウェルネスをコンセプトとするツーリズム事業を連携して推進し、本ツーリズムを通じ
て島根県観光振興を図るとともに、肌・身体・心が美しくなる豊かなライフスタイルの普及を図る。
（3）連携内容の概要
・美肌ウェルネスツーリズムの企画・開発・販売
・美肌ウェルネスツーリズム開発のための研究
・美肌ウェルネスツーリズムのPR
【参考２】調印式出席者について
・ ㈱ポーラ・オルビスホールディングス 執行役員、ポーラ化成工業㈱ 取締役 末延則子
・ ㈱ポーラ 代表取締役社長 及川美紀
・ 全日本空輸㈱ 上席執行役員、ＡＮＡセールス㈱ 代表取締役社長 高橋誠一
・ ＡＮＡホールディングス㈱ グループ経営戦略室事業推進部長 兼
デジタル・デザイン・ラボ シニア・ディレクター 津田佳明
・ 島根県知事 丸山達也
