市長も味に太鼓判 長門市の名産使ったクラフトビール完成


ビールを試飲する江原市長(左から2番目)、川本理事長(左端)ら

 全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)は5月16日、山口県長門市の名産品「長門ゆずきち」を原料に使ったクラフトビールを開発。その完成披露式を東京都内で開いた。長門市の江原達也市長は「大変おいしいものができた。(市の名物の)焼き鳥にも合いそうだ」と、その出来栄えに太鼓判を押した。

 ネットワークはコロナ禍で苦境にある地域を応援する事業の一環で、各地の特産品を活用したクラフトビールの開発を進めている。今回は山口県オリジナルのかんきつで、同市内で生産された「長門ゆずきち」を使ったビールを東京都大田区の醸造所で製造した。

 完成品を試飲した江原市長は「かんきつの酸味が十分反映されて、おいしいビールに仕上がった。長門市は焼き鳥の町としても知られているが、この焼き鳥にも合いそう。今後の展開が楽しみだ」。

 城南信用金庫の川本恭治理事長は「長門市にはおいしいもの、美しいものがたくさんある。1度ならず、2度、3度と訪れてほしい」と、市長とともに同市の魅力をアピールした。

 ビールは1本880円で、ビールを醸造した「羽田スカイブルーイング」(東京都大田区羽田空港、東京モノレール・京急天空橋駅直結)、東京都内の各種イベントで販売する。販売価格の一部を同市に寄付する。


ビールを試飲する江原市長(左から2番目)、川本理事長(左端)ら

 
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