JTB総合研究所は12月24日、新型コロナ感染症拡大を受けた「Go Toトラベルキャンペーン」の全国一時停止措置によって、年末年始の国内旅行が総消費額で3187億1千万円減少するとの推計値を発表した。
同社は12月当初、年末年始の国内旅行者について前年比40.0%減の1755万人、総消費額で5794億7千万円と予想していた。しかし、感染拡大、需要喚起策の一時停止を受け、これを前年比73%減の790万2千人、2607億6千万円に引き下げた。
推計値は、各種消費者アンケート、経済指標、観光統計、宿泊施設や交通機関の予約状況などから算出した。年末年始の期間は、前年と比較するために2020年12月23日~21年1月3日出発分としている。