日本旅行業協会(JATA)は12月21日、会員旅行会社を対象に実施した調査をもとに、年末年始の旅行動向を発表した。旅行先のナンバーワンは、国内が沖縄、海外が台湾となっている。
温暖な沖縄は、石垣島、宮古島などの離島を含めて人気だ。2位は東京(含むTDR)で、定番のテーマパークのほか、都内をめぐるバスツアーなども好調という。北海道が3位で、北海道新幹線の開業効果もあり、南北海道が人気だ。USJがけん引して大阪が4位、名湯が数多い九州が5位だった。
国内旅行の出発日は、旅行代金の高い年末より、比較的値ごろ感のある前後に集中。ファミリー層を中心に年末と年始に分散している。
海外旅行で1位の台湾は、近くて安心な旅行先として年代、旅行の形態問わず人気。リピーターも多い定番のリゾート地、ハワイが2位、冬がベストシーズンのタイが3位となった。4位はシンガポール、5位が香港。