年末年始 国内旅行はコロナ前比3割減 日並び恵まれず、費用は上昇


 JTBは6日、年末年始(12月23日~1月3日)の宿泊旅行の動向見通しを発表した。国内旅行は人数で前年比16.7%増(2019年比28.2%減)の2100万人、平均費用で12.1%増(同15.6%増)の3万7千円と推計する。今年の一般的な休暇は仕事納めの12月28日から1月3日までの6連休で、その前後の平日がそれぞれ3日間続くため、例年に比べ長期休暇になりづらい日並びとなっている。

 アンケート調査で、期間中に旅行に行くかどうか聞いたところ、「行く」(8.2%)と「たぶん行く」(8.1%)の回答の合計は16.3%となり、前年より0.6ポイント減少した。コロナ禍前である19年調査では合計が20.0%で、旅行意向はコロナ禍前の水準には至っていない。性年代別でみると、男女とも若い年代ほど旅行意向が高い結果に。男女70歳以上の旅行意向が最も低かった。

 旅行に行く人の動機は「家族と過ごす」(34.9%)、「帰省」(25.3%)、「リラックス、のんびりする」(25.0%)の順。どのような所が気になっているか聞くと、「季節ならではの買い物が楽しめる場所」(14.3%)が最も多く、以下、「自然が楽しめる場所(国立公園や花畑など景観を楽しむ)」(12.8%)、「東京ディズニーリゾート」(10.1%)という結果だった。

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