広島・宮島・岩国地域観光圏推進協議会は12月1日から、広島、廿日両市にある宿泊施設で、滞在型観光客の増加を目指し、連泊客の宿泊料金を割り引くサービスを始める。来年3月末まで実施し、効果を検証、本格導入を検討する。
広島市内の11施設と廿日市の10施設が実証実験に参加する。1泊朝食付きの場合は通常価格から2千円、1泊2食付きは3千円を割り引く。
例えば、1泊目は広島の1泊朝食付きのホテル(通常価格8千円)、2泊目は宮島で1泊2食付きの旅館(同1万2千円)を利用した場合、連泊プランだと1万5千円となる。
連泊プランを利用するには実験の受託事業者であるJTBの各支店や関連会社、提携販売店(974店舗)で宿泊を申し込む必要がある。JTBではホームページなどで情報を発信する一方、JTB協定旅館ホテル連盟広島支部がPRパンフレット「旅百話 ええじゃん広島の宿」を作り、配布する。
参加施設は次の通り。
世羅別館▽ホテルフレックス▽ANAクラウンプラザホテル広島▽ホテルニューヒロデン▽広島東急イン▽広島セントラルホテル▽ホテルグランヴィア広島▽オリエンタルホテル広島▽ホテルサンルート広島▽グランドプリンスホテル広島▽河鹿荘=以上広島市
宮島グランドホテル有もと▽宮島観光ホテル錦水別荘▽宮島シーサイドホテル▽宮島ホテルまこと▽聚景荘▽ホテルみや離宮▽岩惣旅館▽錦水館▽安芸グランドホテル▽湯の宿宮浜グランドホテル=以上廿日市