広島信金、再構築補助金の採択9割 営業店主体で人材育成効果も
広島信用金庫(広島市、川上武理事長)は、支援した事業再構築補助金の採択率が9割を超えている。計画書づくりの主役は営業店の渉外係。お客様サポート部の中小企業診断士の資格を持つ職員がフォローし、受付件数の拡大と営業店職員のスキルアップを両立した。
事業再構築補助金は、専門家取り次ぎを除いた信金主体のもので63件中57件(第1~7回合計)の採択につなげた。採択率は90.5%に達し、収益増加にも寄与する。高い採択率の要因の一つが、質の高い事業計画書。事業者に近い営業店職員が最初から関与して、実現性の高い計画書を作成できるようになった。【記事提供:ニッキン】
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