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2日間で3000人を超える人が集まった
群馬県みなかみ町の水上温泉街で8~9日、廃業し、解体が進む大型ホテルの一角を会場にした社会実験イベント「廃墟再生マルシェ」が開催された。3連休ということもあってか、県内外から約3千人が集まった。町の観光協会は「イベントが温泉街の再生、活性化につながることを期待している」と話している。
このイベントは、町と群馬銀行、建設大手のオープンハウスグループ、東大大学院工学系研究所が温泉街の再生を目指して進めているプロジェクトの一環で、東大生らが企画した。廃墟を再生しながら温泉街の未来を描く社会実験として位置づけている。
昨年10月、温泉街の奥にある廃ホテルの社員寮、旧ひがき寮で「ミニ廃墟再生マルシェ」として初めて開き、2日間で約1300人が集まる盛況ぶりだった。
2回目となる今回は、「温泉街の中心で、これからのみなかみに出会う」をテーマに、旧ひがき寮に加え、新たに19年に閉館した大型旅館「旧一葉亭」の廃屋(エネルギーセンター)を会場に加えた。
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