「みちのく三大桜名所」で売り出している弘前(青森県)、角館(秋田県)、北上(岩手県)3地域の宣伝隊が9月25日、東京の観光経済新聞社を訪問。それぞれの見どころと来年のイベントをPRした。
弘前市の弘前公園で毎年行われている「弘前さくらまつり」は、来年は100回目の節目となる。濠から桜を眺める観光舟や、弁当、地酒が付いた花見プラン「さくら桟敷席」が商品化されている。4月18日ごろから(開始日未定)5月6日までの開催。
桧木内川堤などを会場にした「角館の桜まつり」は4月20日から5月5日まで。域内に長く滞在してもらおうと、昨年から武家屋敷通りでのライトアップ事業に力を入れている。
北上市の「北上展勝地さくらまつり」は4月15日から5月6日までを予定。2キロに及ぶ桜並木や、北上川を渡る300匹のこいのぼりが圧巻だ。期間中、遊覧船と渡し舟の運航、「鬼剣舞」の公演も行われる。
3地域は「みちのく三大さくら名所連絡会議」を組織。三つの桜の名所を巡ると特産品が当たるスタンプラリーを実施している。
3地域の宣伝隊(左から門脇美佳子・田沢湖・角館観光協会チーフ、髙橋幸子・北上市商工部商業観光課観光国際係主査、天内敬子・弘前市観光部観光課誘客推進係総括主査)