音響コイル分野で多くの特許をもつ後藤電子(山形県寒河江市)は、新しいライフスタイルにマッチした音の出るテーブル「musicbook」を発売した。
テーブルに埋め込まれた振動デバイスにより、天板が振動して音を発するもので「テーブルに楽器の要素」を持たせた、従来にはなかったインテリア性の高い新たなジャンルを築くもの。
本来、音とは無縁なものであったテーブルに音を融合させることで、クオリティーの極めて高い音源が得られる。さまざまな対応機種と接続することが可能だ。
例えば、スマートフォンやタブレット機器などを用いた音楽、動画鑑賞では、テーブルそのものが音源となる。また、スマートフォンと連動することで、複数の人が音声を聴くことが可能で、家族との会話や会社での簡易の電話会議にも使用できる。
その他、別売のトランスミッターを用いることで、テレビの音声をテーブルから聴くことができる(Bluetooh内蔵のテレビはそのまま使用可能)。
ホテルやレストランではその場に応じた臨場感、季節感のあるBGMを流すことにより、「至極の癒し」と「快適な空間」の演出が期待される。
テーブルの種類は、ソファ用のローテーブルやカフェテーブルのほか、会議用テーブルなどもあり、デザイン性の高いオーダーメイドでの受注生産にも対応している。
この新商品で、同社は新たな音の文化を提供している。問い合わせは後藤電子TEL0237(84)2102。
音の出るテーブル「musicbook」