
勉強会の趣旨を述べる高橋会長(中央)
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の女性経営者の会(JKK、高橋美江会長=栃木県・益子舘里山リゾートホテル)は13日、神奈川県湯河原温泉のホテルあかねで令和5・6年度第1回定例会議を開いた。有限会社フェイスアップ代表取締役の飯野智子氏、衆議院議員の牧島かれん氏の2氏を招き、勉強会を実施。従業員とのコミュニケーション術、国が現在進めているデジタル化などの施策を学んだ。
ホテルオークラで職務経験を持ち、現在はホスピタリティやコミュニケーションに関する企業や自治体向け研修を手掛ける飯野氏は、深刻な人手不足の中、離職者を減らすための経営者のコミュニケーション術を伝授。「(従業員との)関係の質を高める手段の一つがコミュニケーション。一人一人に声を掛け続け、あなたが会社に必要だとのメッセージを伝えることだ」「受け入れられている、信頼されていると相手が感じると、相手の自発性スイッチがオンになる」「相手の変化は全て自分に関係がある、という意識を持たなければならない」と説いた。
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