東武トップツアーズはこのほど、徳島県上勝町との間で資源や人材を有効活用した協働によるまちづくりの推進を図る包括連携協定を締結した。
上勝町は町内から出る焼却・埋め立てごみをゼロにするというゼロ・ウェイスト宣言を2003年に行い、レストランや料亭の料理を彩る季節の葉や花などの「つまもの」の栽培に着目した「葉っぱビジネス」に注力するなど、先進的な取り組みが全国的に注目されている。同社は同取り組みを紹介するスタディツアーを19年に企画、実施し、昨年には経済産業省のスマートシティ事業や農林水産省の農泊事業を行うなど同町と連携した取り組みを進めていたことから、今回の締結に至った。「上勝町のDX化のさらなる促進と、視察研修先としての商品開発やプロモーションの実施等を通じて同町のにぎわい創出に尽力したい」と話す。
10月4日には上勝町で締結式が行われた