さきに創業60年の節目を控えて、ホテル葛城・花ゆづきを改修した(既報)同社(大木正治社長、愛媛県道後温泉)が20日、関係者約200人を招き、“ありがとう60年、新しくなってお披露目”を盛大に開いた。
大木社長は「これを機に改めて創業の原点に返り、“坂の上の雲”に描かれている明治の松山の人々のように、気概と情熱、そして不屈の行動力を持って全社員とともに力強く運営していく」と強調した。
大木社長はかねてから「これからの宿は地域と一体の感覚がなければ経営はできない」として、道後温泉の活性化に大きな役割を果たし続けており、全国的にも全旅連青年部長などを通じて業界の発展に貢献。全旅連の人に優しい地域の宿づくり賞(厚生労働大臣賞)などを作り上げてきた。それだけに同日は歴代の全旅連会長(佐藤信幸現会長、小原健史前会長、山口英次元会長の各氏)も出席し、エールを贈った。
来賓として出席した中村時広・松山市長はじめ、山本泰正・愛媛信用金庫理事長、森本惇・松山観光コンベンション協会会長、奥村武久・愛媛県観光協会会長もそれぞれの立場で、大木社長の人柄と人徳に触れて「道後温泉とともに栄えてほしい」と同社のリニューアルオープンを祝った。また江口恒明本社社長も出席し乾杯した。
リニューアルしたホテル葛城