愛媛県松山市と松山観光コンベンション協会は1日から6日間、JR新宿駅西口広場イベントコーナーで「松山の物産と観光展」を開いた。来秋のNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の放映告知をメーンに、松山の食や観光魅力を乗降客らにアピールした。
東京での開催は昨年に続き2回目。観光経済新聞社後援。1日には中村時広市長、中山弘子新宿区長らが出席、テープカットを行った。
主催者を代表してあいさつした中村市長は「ドラマの放映で松山が観光スポットとして注目を集めることが期待される。このイベントを通じ多くの人に松山を知ってもらうべく、大いにアピールしていただきたい」と出展者を激励した。
中山区長は夏目漱石を通じ、新宿と松山の縁が深いことを強調。その上で「新宿駅は1日350万人の乗降客がいる。大きな声で松山の魅力を伝えて」と述べた。
観光コーナーでは観光案内パンフレットの配布やポスターの掲示、DVD上映をはじめ、ドラマのロケ風景を紹介したパネル展示も行った。