愛媛県観光物産協会(DMO)、東京でプロモーションと商談会開催


 愛媛県観光物産協会(愛媛DMO)は7月24日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で首都圏の旅行会社対象のプロモーションと商談会を開いた。道後温泉本館の全館営業再開など、最新のトピックスを紹介。宿泊や観光施設など同県の受け入れ側と旅行会社13社の商品企画・仕入担当者が個別商談を行った=写真。

 愛媛DMOの金子浩一専務理事が同県観光についてプレゼンテーションした。

 道後温泉(松山市)はシンボルの道後温泉本館が5年半の保存修理工事を終えて7月11日に全館営業を再開。リニューアルに合わせて二つの貸し切り部屋を新たに開放した。「観光経済新聞社主催『にっぽんの温泉100選』で堂々の2年連続3位。連日多くのお客さまでにぎわっている」(金子専務理事)。同12日の土砂災害で被害を受けた松山城は「お盆前までには入場できるようになるのではないか」(同)。松山城は同31日、予定より早く営業を再開した。

 「日本三大銅山」の一つ、別子銅山(新居浜市)は、「日暮別邸記念館」などの銅山関連遺産が一般開放されているほか、鉱山観光列車の乗車、砂金採り体験ができる「マイントピア別子」が一般客や修学旅行生に受けている。

 しまなみ海道(今治市)は、「世界七大サイクリングルート」の一つとしてCNNで紹介されるなど、「サイクリストの聖地」として定着。この7月から電動アシスト自転車の貸し出しが複数日可能になるなどレンタサイクルがさらに使いやすくなった。

 大洲城(大洲市)は1日1組限定の「キャッスルステイ」が話題に。6月末までに外国人客を含めて44組197人が宿泊している。同市は城下町に点在する古民家や蔵を改修した分散型ホテルも展開。注目のエリアとなっている。

 伊予灘(伊予市)の海岸沿いは「日本一海に近い駅」と呼ばれたJR四国の下灘駅がフォトスポットとして人気。海岸沿いを走る観光列車「伊予灘ものがたり」は窓を大きく取った2代目列車が2022年4月から運行している。

 
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