愛知でジブリの大博覧会 7月17日から


 大博覧会は15年の愛・地球博記念公園で幕を開け、展示をバージョンアップしながら5年間で国内11カ所を巡回。今回の愛知県美術館が最後の開催となる。全ての展示物が勢ぞろいする。スタジオジブリ誕生から約35年の歩みを映画公開当時のポスターやグッズ、未公開の原画など豊富な資料で振り返る。

 第1回開催時と比べ展示面積は5倍ほど拡大、「天空の城ラピュタ」に登場した「空飛ぶ巨大な船」をはじめ、愛知県初登場の展示も多数予定されている。「となりのトトロ」でおなじみの「ネコバス」も登場し、人気を集めそうだ。

 9月23日まで開催。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため日時指定予約制を採用する。価格は一般1900円、高校・大学生1500円、小・中学生千円など。

 愛知県によると、総事業費約340億円といわれるジブリパークは五つのエリアで構成。そのうち、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアについては21年度中に本体工事を終え、展示・演示の整備を始める。その1年後に「もののけ里」「魔女の谷」の2エリアが開業する。

 先行する「どんどこ森」(約1.8ヘクタール)ではとなりのトトロに登場する「サツキとメイの家」に加えて、「昭和の田園景観をイメージしながら、映画の世界観が身近に、深く感じられ、子どもも楽しめるような散策路などを整備する」(ジブリパーク推進課)。

 23年秋に開業予定の「魔女の谷」(約2.9ヘクタール)では10メートル以上の「ハウルの城」を再現するという。また、「もののけの里」(約0.8ヘクタール)には「もののけ姫」に登場する「タタラ場」を体験学習施設として活用する予定だ。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒