愛知県豊田市、鞍ケ池公園の園内移動モビリティを活用した「新しい移動体験」の実証実験を開始へ


 愛知県豊田市は2023年5月19日、トヨタ紡織と協働で、鞍ケ池公園の園内移動モビリティを活用した実証実験を開始する。豊田市つながる社会実証推進協議会の取り組みとして行うもの。市内の公園や公共施設等への来訪者の施設内での移動に、「楽しみながら移動する」という付加価値を持たせ、滞在時の満足度の向上につなげることが目的。

●実証期間

 令和5年5月19日(金)~22日(月)、26日(金)~29日(月)の合計8日間

●実証時間

 上記期間中の午前9時~正午、午後1時~4時

●実証場所

 鞍ケ池公園(豊田市矢並町法沢713‐2)
 
※サービスセンターから「パークフィールドスノーピーク豊田鞍ヶ池」間の園路などを運行

※時刻表無しで行き来します

●実証試乗者:公園を利用される一般の方

●利用料金

 中学生以上:300円、小学生:150円、小学生未満:無料

※実証実験のため、利用料金を変更する場合があります

●実証内容

 ①情報通信機器及び音響機器を搭載した園内移動モビリティの車内において、車両の走行位置に合わせた園内紹  介のナレーションや、移動を冒険に見立てたストーリーに合わせた音響や座席の振動を組み合わせたエンターテイメント体験を利用者に提供

 ②利用者に対し、上記の体験の満足度などの調査を実施

 ③効果を検証し、鞍ケ池公園を含む他の公共施設への同様の仕組みの導入を検討

●実施主体(役割)

 ・トヨタ紡織株式会社:関連機器を搭載した園内移動モビリティ及びコンテンツの提供

実証実験の効果検証

 ・豊田市:実証フィールドの提供及び施設での活用策の検討

<参考>豊田市つながる社会実証推進協議会とは

 豊田市つながる社会実証推進協議会は、平成28年10月に、新エネルギーやAI・IoTなどの先進技術の実証・実装による地域課題の解決を通じて、市民生活の安全・安心の向上、新産業の創出、産業の多角化、先進実証都市としての魅力向上を図り、豊田市及び国内外の持続可能な社会形成に貢献するため、豊田市と企業や大学をはじめとした団体とともに発足した協議会(参加団体97団体)です。

 
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